
大信州は長野県松本市にある大信州酒造株式会社が製造する信州地酒の総称です。
多くの銘柄に大信州の看板が付いていますが、最上級酒の位置付けになっている銘柄は「香月」の名称を使っています。
大信州が掲げるコンセプトは
『すべての工程においてこれ以上、手をかけることができないというところまで手をかけた「手いっぱい」の酒』
明治13年設立で信州地酒の中では比較的歴史の浅い酒蔵ですが、丁寧な酒造りで多くの信州地酒ファンから支持されている人気シリーズです。
酒蔵見学や併設された直売所での試飲をやっていますが、コロナウイルス感染症拡大によって一部サービスの制限があります。
酒蔵へ足を運ぼうとしている方は、公式サイトをチェックするか問い合わせをして事前確認しておくとよいでしょう。
大信州の名称にある通り、信州の大自然を活かした酒造りをしています。
北アルプスの雪解け水をふんだんに使い、酒米も地元産にこだわっていて、契約農家と一緒になって高品質の酒米生産に励んでいます。
大信州酒造株式会社は1888年(明治21年)に設立された歴史がありますが、酒蔵7社が合併した会社で酒造りの歴史は非常に古いです。
様々なノウハウが掛け合わさり、その中で手間をかけて品質向上を徹底追求してきました。
信州地酒の中でも高級酒として有名で、最上級酒の香月は720mlでもネット通販で3万円以上のプレミア価格で流通しています。
一方で比較的手軽な銘柄は1,000円台から手軽に購入でき、どれも手間暇のかけた醸造で上品な味わいだと評判です。
公式サイトによる直販はありませんが、オンライン販売している取り扱い店が多数あるので、銘柄を選ばなければ割安な価格で簡単に入手することができます。
大信州はいくつもの酒造会社がお互いに手を取り合って作られた商品ですが、信州地酒全般を全国に広めようと活動している団体があるのはご存じですか?
信州地酒の人気と伝統を支える組織・団体についても知っておくことで、最新情報やお得なキャンペーンについてもいち早く知ることができます。
まだ入手できていない方や人気商品の購入を狙っている方はチェックしておくとよいでしょう。
それでは『大信州』シリーズの商品を大きく4つに分けて詳しくご紹介してまいります。
全て長野県産契約栽培米「金紋錦」を使った純米大吟醸です。
720mlのみの販売で、銘柄によって瓶詰タイプなどに違いがあり、微妙に味わいも異なります。
公式サイトで紹介されている合わせたい料理を見て銘柄選びをするのが理想ですが、どれも品薄の人気商品ですので入手しやすいものを優先的に選ぶ方が多いです。
高級酒シリーズも金紋錦を使っていて、瓶詰タイプなどに違いがあります。
稲光と以和為貴は720mlと1,800mlの2種類が販売されています。
銘柄によって使っている酒米が違いますが、全て長野県産契約栽培米です。
一部銘柄は在庫が豊富で手軽に購入できます。
生酒は夏頃に販売されるケースが多いです。
スパークリングの販売もしているなど、豊富なラインナップが大信州の特徴です。
全て公式サイトでは定価が非公開になっています。
全国の取り扱い店に販売価格を問い合わせてみてください。
品切れになっている銘柄が多いですが、正規店は基本的にリーズナブルな価格設定で販売しています。