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信州地酒を陰で支える長野県の団体・組合をわかりやすく一覧にしました。

信州地酒に関連する中小企業同士で団体を結成することで、高い技術力と安定した生産力を確保することができます。長野県が全国2位の日本酒生産県に成長して人気を維持できている理由は、様々な団体からの支援と応援のおかげです。

信州地酒を支える団体

信州地酒を支える団体と組合一覧
今日の信州地酒があるのは、長い歴史と伝統を守り続けてきた長野県の蔵元達の存在があったからです。
長野県全体で信州地酒を広める運動が活発になってきたこともあり、以前にも増して信州地酒の生産に力を入れています。

 

団体・組合一覧

信州地酒は長野県などの自治体をはじめ、複数の団体に支えられて成長した特産品です。
信州地酒を支える団体を紹介いたします。

 

長野県酒造組合

長野県酒造組合とアルプス搗精工場
長野県酒造組合は長野県内の日本酒メーカーで構成されている酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律による団体です。
組合をあげておいしい酒造りに努力を重ねる取り組みをしているほか組合員の共同事業を行っていて、日本酒用原料米の共同購入や組合で運営しているアルプス搗精工場での共同精米をしています。

 

アルプス搗精工場について

1995年に長野県酒造協同組合が建設した日本最大級の日本酒用の原料米専門の精米工場で、30台の精米機を使って多様な精米に対応しています。
長野県が全国2位の日本生産県で全国から高い人気を集められているのは、長野県酒造組合の存在が大きいです。

 

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長野県中小企業団体中央会

名称の通り長野県の中小企業と中小企業組合を応援する団体です。
信州地酒の酒蔵などは中小規模の企業や個人経営店が多く、高い技術力を持っているけれども資金調達力や情報収集力に弱点があります。
中小企業は同業など似たような境遇の会社と組合を結成することで、組織力などの弱点を補うことができます。
長野県中小企業団体中央会は組合を作って中小企業の不利を克服しようとしている企業と組合を支えていて、組合の新規設立や中小企業ごとに適した組合への加入提案などをしている団体です。

 

昭和30年11月に中小企業の組合等を会員として設立された歴史を持っています。
公益性の高い特別民間法人ですが、経費の一部については国と地方公共団体から補助を受け、国や県の中小企業担当部課と十分な連絡をとりながら各種事業を進めています。

 

 

岩村田飲料組合

岩村田飲料組合
佐久市岩村田と佐久平の飲料を扱う業者などから構成された組合で、BARやスナック、居酒屋、飲食店、宿泊施設、結婚式場、コンビニ、葬祭場など飲食に係わる200以上の事業者で構成されています。
信州地酒を製造する酒蔵の組合ではなく、お客様にお酒を提供する飲食店による組合ですが、地域活性化を目的に信州地酒の導入などを推進しています。
このほか組合員向けのイベントに積極的で、交流や情報交換の機会を与え、他の組合や協会などとの連携などをしている組織です。

 

参考サイト

 

塩尻商工会議所

塩尻市に拠点を置く商工会議所で、中小企業の支援をしています。
長野県内には計19の商工会議所がありますが、塩尻商工会議所は信州地酒などを販売する物産展など地元特産品のPRイベントに積極的です。
2021年と2022年に販売された「信州の地酒おトクーポン」の取り扱い店募集や消費者向けのPRに積極的で、過去最大規模の信州地酒キャンペーンの成功に大きな貢献をしました。

 

参考サイト

 

伊那商工会議所

伊那市のイメージ画像
南信地域にあたる伊那は水質が良いことで有名で、3代将軍の徳川家光が好んで茶の湯に用いた井の頭公園の湧水などがあり、コアな信州地酒ファンを唸らせる酒蔵が多数あります。
地域の酒蔵が多く加盟していて、伊那商工会議所は会員のオンラインショップ案内などに積極的です。
商工会議所の支援もあって、井田屋酒店や春日酒造、仙醸、西村酒店など直販のネット販売をする酒蔵が多い特徴を持ちます。
信州伊那街道呑みあるきの前売券」などおトクなクーポンを発行することもあるので、信州地酒ファンの方は伊那商工会議所から発信される情報をチェックしてみてください。

 

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